平日昼は周辺の会社員に向けてランチ営業。日替わりのこころ定食や、唐揚げ定食、数量限定のローストビーフ丼など全6種を、ご飯・味噌汁おかわりOKで、サービス価格 800円で提供しており、80名以上来店するそうです。
一方、夜は創作和食の数々に、日本酒を始めアルコール各種を取り揃えています。 お通し(350円)は客席でのパフォーマンスが受けているエスプーマで、茶碗蒸しや胡麻豆腐、コーンポタージュなどテイストを時期により変えているとのこと。「スペ アリブ生姜焼き」や、華やかに仕立てた「お刺身盛り合わせ」、そして締めは季節の釜飯が名物です。日本酒のメニューは薫酒・爽酒・醇酒のタイプ別に数種をピックアップして掲載。すべて160㎖で1,000円以下です。 「若い杜氏など、今伸び盛りの蔵元のお酒を多く扱うようにしています。お客様への話題提供にもなりますし、フレッシュでフルーティー、なおかつすっきりとした後味で飲み飽きないなど、当店の料理やイメージにもフィットしている味わいなのが気に入っています」 平均客単価は5,000円。
しっかり食べて飲んでこの価格でおさまるということで、 30代後半より上のビジネスマンのリピーターが多いようです。出張で近隣のホテル に宿泊する一人客がカウンターで一杯やりながら夕食を取る一方、小グループの宴会コース需要などもあります。 「基本的にはフレンドリーな会話のスタイルですが、もう少し落ち着きのある対応のほうが好ましいと思う方もいらっしゃるので、それを見極めて距離感を間違えないようにすることを心がけています」
新たな目標として、酒匠にもチャレンジしてみたいとのことです。