1)白系 (黄金千貫、シロサツマなど)
外皮も果肉も白っぽい。上品かつふくよかな香味の焼酎に仕上がりやすいとされておる。黄金千貫は芋焼酎に最も使用される品種じゃな。
2)赤/紅系 (紅はるか、紅さつまなど)
外皮が赤く果肉は黄白色。国産のさつま芋の4割以上を占め、調理後も甘味が明確に残るので、食用、製菓用としての人気も高いんじゃ。爽やかで青々しい香味の焼酎に仕上がりやすいとされておるぞよ。
3)橙/オレンジ系 (安納芋、隼人芋など)
β-カロチンを多く含むことで、果肉が橙色(またはオレンジ色)になる。このタイプは甘い香りの明確な焼酎に仕上がりやすいとされておるのじゃ。
4)紫系 (種子島ゴールド、えいむらさきなど)
アントシアニン色素を多く含むことで、果肉が紫色になる。ヨーグルトや赤ワインのような香味特性を持った焼酎に仕上がりやすいとされておる。