Vol.30 酒の保存管理には十分気を付けて

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日本酒は、保存の仕方が悪いと劣化してしまうと知っておるかの?

それでは、おいしくお酒をいただくために欠かせない保存管理について、解説いたそう。

お酒の多くは光や熱によって劣化をしてしまうのじゃが、特に日本酒はデリケートな商品が多くてな、保存管理がしっかりされておらんと簡単に劣化してしまうぞよ。皆の衆は適切な保存管理ができておるかの?

一番注意すべきは「紫外線」。特に蛍光灯は要注意

日本酒の保存管理でまず注意すべきことは、「紫外線」を遮断することじゃ。紫外線、特に太陽光を浴びると、ほんの数時間で「日光臭」という、焦げたような臭いが生じてしまうぞよ。太陽光以外にも、蛍光灯の中には紫外線を発するものがあるから、注意せねばならん。心すべし!

右に行くにしたがって、紫外線の吸着が低くなる(劣化しにくくなる)

次に大切なのは「低温での保存」

低温での保存も日本酒の品質を保つには大切な条件

次に注意すべきことは、「低温で保存」するということじゃな。日本酒は常温(20~25℃)以上の場所に放置すると、熱のダメージを受けて「老香(ひねか)」という不快な臭いが生じてしまう。じゃから、10℃以下の冷蔵庫で保管するべし

ただし、近年、日本酒は「熟成」がキーワードとなりつつあるのじゃ。正しい条件下で熟成された日本酒からは「熟成香」という独特の香りが生じる。逆に手間暇かけて熟成をさせても、暑い場所や光が当たる場所に置いておけば、熟成をせずに劣化してしまうぞよ。

皆の衆も、正しく保存管理をした日本酒で、本来のおいしさを存分に味わうのが良かろうぞ。

【参考】SSI(2019)『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』FBO出版
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