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陽が燦々と輝く季節となったのぉ~。太陽光に含まれる紫外線が日本酒の大敵ということを知っておるかな? 紫外線は日本酒の香りや味わいに悪影響を与える最大要因といっても過言ではないのじゃ。
日本酒の美味しさを保つにも、これからの季節は紫外線対策を万全にしていかねばならぬぞよ。
紫外線の当たらない場所で保管することが最低条件
僅かな時間でも紫外線を浴びると、黄色や茶色に変色して、日光臭と呼ばれる焦げたような臭いと、不快な苦味などが生じるんじゃ。紫外線の当たらない場所で保管することは最低条件であると心せよ。
紫外線の吸収率が紫外線の吸収率は、瓶の色(ボトルカラー)によって異なるぞよ。
一般的には、透明、青色、緑色、茶色、黒色の順に紫外線の吸収率は低くなるとされておるんじゃ。なお、紫外線対策を優先するなら、紙パックが最も有効ということになるのぉ。
蛍光灯は微量ながら紫外線を発するものがあるので注意が必要じゃぞ。リスクの少ない光源はLEDや白熱球。このような光源を使用しておる酒屋では、コンディションの良い日本酒が購入できるじゃろう。お店選びの目安にするとよかろう。
【参考】『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』【注意事項】・記事、データ等の著作権その他一切の権利はNPO法人FBOに帰属します。・記事・データ等は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください