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第6回世界唎酒師コンクールの国内エントリーを7月1日に締め切りました。
今回の日本国内のエントリー数は、料飲サービス部門が64名、小売サービス部門が51名。総計115名が、これから海外からの選考会を勝ち抜いた代表者とともに世界一の座をかけて競い合うことになります。
今回の重要な審査項目は、世界中の消費者が、日本酒および本格焼酎・泡盛を、「いかに飲みたくなるか」、そして、「いかに楽しめたか」です。すなわち、専門知識や、優れた官能評価力を有するだけではなく、高度なサービス技術や、ホスピタリティに溢れる接客能力も求められる訳です。つまり、心・技・体の全てを極めた方が、第6回世界唎酒師コンクールの頂点に立つことになります。
そして、これはエントリー者だけでなく、全ての提供販売者が、今向き合うべき課題だと考えます。そこで今回、「唎酒師フォーラム2024」と題し、これからの時代にふさわしい日本酒・焼酎の提供販売のあり方を考える機会を設けました。唎酒師、焼酎唎酒師取得者だけでなく、日本酒、本格焼酎・泡盛に関わる様々な皆様の参加をお待ちしております。
世界唎酒師コンクールオフィシャルサイト
https://competition.ssi-w.com
日時 |
9月29日(日)13:00~17:10(受付:12:30~)
申込締切9月23日(月・祝) |
会場 |
FBOアカデミー東京校
東京都文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7F |
定員 |
100名 |
費用 |
FBO認定会員 2,000円(税抜)
第6回世界唎酒師コンクールエントリー者 無料
一般 8,000円(税抜) |
第1部 |
13:00~13:45(45分)
【特別講演】新たな市場開拓の手法を考える~高単価市場開拓の取り組みについて~
生駒 龍史氏/株式会社Clear代表取締役CEO
1986年、東京都生まれ。IT企業などを経て2013年に株式会社Clearを設立。2014年に日本酒メディア「SAKETIMES」をローンチし、2018年7月に日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を創業。これまでベンチャーキャピタル等から18.3億円の資金調達を実施。事業成長によって日本酒の発展に貢献し続ける。国税庁主催「日本産酒類のブランド戦略検討会」(2019年-2023年)委員を務める。2024年、これまでの功績が認められ⽇本醸造学会若手の会より醸造⽂化賞を受賞。 |
第2部 |
14:00~14:45(45分)
【特別講演】自然派と呼ばれる日本酒の価値を考える
自然派日本酒3種類のテイスティング
①仙禽オーガニックナチュール/せんきん(栃木県さくら市)
オーガニック栽培の栃木県さくら市産「亀の尾(古代米)」を使用。精米歩合は90%。その他、生酛、酵母無添加(蔵付き酵母)、木桶仕込みなどというスペック。アルコール度数は14%(原酒)。
②にいだ しぜんしゅ/仁井田本家(福島県郡山市)
自然栽培米を使用した純米酒。精米歩合は80%。その他、生酛、酵母無添加、四段仕込み、原酒などというスペック。アルコール度数は16%。
③ハッピー太郎どぶろく辛口/ハッピー太郎醸造所(滋賀県長浜市)その他の醸造酒に該当するどぶろく。麹米に「ありがとう米」、掛米に「湖北はみ出し米」と称した米を使用(原料は米、米麹のみ)。精米歩合は90%。アルコール度数は13%。
※試飲アイテムは予告なく変更する場合がございます。 |
薄井 一樹氏/株式会社せんきん 十一代蔵元
「古くて新しいものづくり」をモットーに、伝統的な木桶仕込み、生酛造りを現代に再現する創業1806年の酒蔵「仙禽(せんきん)」の十一代蔵元。日本ソムリエスクール卒業後、同校ソムリエ育成のため講師を務める。
その後、家業である酒蔵の立て直しのため、2003年に実家へ戻り再建を図る。2003年当時、同社の生産量20石であったが、10年間で2000石へ成長させる他、伝統的な酒造りへ回帰。超自然派日本酒を筆頭に、原料米のドメーヌ化を実現し、「世界基準」の日本酒を目指している。 |
第3部 |
15:00~15:40(40分)
日本酒の保存管理のあり方を考える ~ 保存環境の違いによる香味変化の検証結果の発表 ~
穂積 亮雄氏/さくら製作所株式会社 代表取締役社長
商社勤務を経て2014年にさくら製作所株式会社を創業。 2018年から日本でのワインセラー国内台数/金額シェアNo.1を6年連続で獲得し、累計12万台の製品を出荷。 世界的にも確立されていない液体の低温管理技術に着目し、日本酒の氷温管理に 適した0℃以下の冷蔵機器の開発を実現。 |
第4部 |
15:40~16:00(20分)
SSIが取組む本格焼酎・泡盛の需要拡大策について
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第5部 |
16:10~17:10(60分)
【パネルディスカッション】飲食店における日本酒サービスのあり方を考える
各パネリストが注目する日本酒3種類のテイスティング
④仙禽ハローワールド/サケラボトーキョーと仙禽(栃木県さくら市)がコラボした初のプライベートブランド
甲斐 勇樹氏 推奨
⑤Phantom project second Edition「CHAOS 混沌 AK1234567…貴醸酒」/愛知県7蔵から選抜された匿名醸造家集団が製造
山本 将守氏 推奨
⑥山廃愛山 無濾過生原酒 2019vintage CLASSIC Edition/農口尚彦研究所(石川県小松市)
北原 康行氏 推奨
※試飲アイテムは予告なく変更する場合がございます。
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甲斐 勇樹氏/ジャパンテイスト(サケラボトーキョー)代表取締役
1982年 宮崎県生まれ。大手飲食店グループでのNo.1店長を経て2011年にジャパンテイスト株式会社を設立。東京十条で日本酒バル「サケラボトーキョー」、紹介制日本酒BAR「にほんしゅ椿」、日本酒サロン「ooca」の経営。
著書「日本酒を好きになる」マイナビ出版は5度の重版により1万部を突破。YouTube「サケラボちゃんねる」登録者6.7万人。
山本 将守氏/純米酒専門YATA(マグネティックフィールド)代表取締役
愛知県生まれ。元アスリートで、2010年に株式会社マグネティックフィールドを設立。2017年に純米酒専門店「YATA」(5店舗)を、2015年に健康志向のグルメブランド「MOLNODA」(3店舗)を創業。第4回世界唎酒コンクールのファイナリストで、名誉唎酒師。愛知の醸造技術向上を目指す「Phantom Brewery」リーダー。2017年、ジャパンタイムスの「アジア次世代のリーダー100名」に選出。日本酒文化の発展に尽力。
北原 康行氏/コンラッド東京アシスタントFBマネージャー・第4回世界唎酒師コンクール優勝
都内フレンチレストランにてソムリエを務めた後、2008年にコンラッド東京へ入社。同ホテルが保有する全てのワインの管理・オペレーションを統括するソムリエチームの一員として活躍。2012年にアシスタント ヘッドソムリエに就任。同年、唎酒師の資格を取得。2014年にはシャンパーニュ騎士団に叙任。同年9月、世界の唎酒師の頂点を決める大会「第4回 世界唎酒師コンクール」にて優勝を飾る。2016年、ヘッドソムリエに就任、その後、レストランマネージャー、シニアアウトレットマネージャーを経て、2023年、アシスタントFB マネージャーに就任し、現在に至る。 |
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コーディネーター
長田 卓
NPO法人FBO研究室長 / SSI理事兼研究室長
酒類、食品類の調査研究および各種ソフト開発を担当。年間で2,000近い酒類のテイスティングを行う。唎酒師、焼酎唎酒師、酒匠、日本酒学講師、ワインコーディネーター/ソムリエなどの各種講習会と、FBOアカデミーといった各種セミナーにおいて主にテイスティング部門の講師を務める。続きを読む
『日本酒の基』、『焼酎の基』、『ワインの基』(NPO法人FBO)といったFBOが発行する各種テキストの著者および編集委員を務める。その他、主な著者に、『至福の純米酒100選』(洋泉社)、主な監修、編集協力として『日本酒基本BOOK』(美術出版社)、『日本酒手帳』、『焼酎手帳』(東京書籍)、『初歩から判る日本酒入門』(主婦の友社)、『退屈知らずの酒読本 本格焼酎編』(青春文庫)などがある。他にも各雑誌や各新聞などで酒類関連記事の執筆を手掛ける。かごしまルネッサンスアカデミー焼酎マイスター養成コースの講師、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション焼酎部門の審査員、沖縄国税事務所主催の泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクールの評価審査員なども務める。
日本ソムリエスクール神戸校卒業(第1期生)。
修士(国際観光学)。修士論文「観光客の嗜好に着目した郷土料理のあり方」。 |
フォーラム開催前、休憩時間、開催後に、大妻女子大学ライフマネジメント研究室ゼミ生が開発した「日本酒カクテル(ご当地カクテル)」試飲コーナーを設けます。さらに、休憩時間毎に「ご当地カクテルの取り組み-若い女性の日本酒に対する親和感の向上のために」も発表いただきます(数分程度)。
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