この記事を読むのに必要な時間は約 3 分16秒です。
今、人気の甘酒について、栄養面での良いところや歴史を紹介いたそうかの。甘酒全体の売り上げは一時の勢いほどではないにせよ、現在も順調に売り上げを伸ばしておる。
人気の理由の一つは、甘酒の機能性じゃ。血行と代謝を促進し、美肌効果やダイエットにも有効であるとされておるから、従来は高年齢女性の消費が大部分じゃったんじゃが、現在は30〜40代の飲用者も増えておるのじゃ。また、愛飲する人は、定期的に大量に購入する傾向があるそうじゃ。
甘酒は「冬の飲み物」というイメージを持っている人が多いが、江戸時代のころは夏に飲まれておったんじゃよ。
俳句でも夏の季語になっておる。甘酒は栄養効果が高く、夏バテにも効果的じゃから、ぜひ今の時期に飲んでほしいのぉ〜。
甘酒は米麹から造られるものと、酒粕から造られるものの2種類あるのを知っておるかの? 現在、食品加工メーカーや酒造メーカーからいろんな甘酒が販売されておる。
また、食品加工メーカー、酒造メーカー各社は、他者との差別化や酒粕や米麹の独特の香りを軽減するために、スパークリング甘酒や、フリーズドライのレモン味の甘酒、乳酸菌が入った甘酒などいろんな商品を出しておる。皆も、この夏はいろいろな甘酒を飲んでみてはどうじゃな?
【参考】『訪日外国人客に対する日本産酒類の効果的な販売・提供方法』(発行/NPO法人FBO)
【注意事項】・記事、データ等の著作権その他一切の権利はNPO法人FBOに帰属します。・記事・データ等は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください『焼酎の基』