藤代 あゆみ(フジシロ アユミ) さん

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リモートが増えた今だからこそ
言葉で表現する酒匠のスキルは必携。

藤代 あゆみさん (酒匠 認定No.503)
日本酒を世界で身近な飲み物にするため、20カ国以上の人に向けて啓蒙活動を経験。一般消費者だけでなく、プロ向けにも精力的に執筆活動を行っている。著作に『日本酒オタクのほろ酔い英語』、『推し英語入門』(アルク)がある。好きな漫画は平尾アウリ先生の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(徳間書店)。

2014年 国際唎酒師 Ver.English 取得
2017年 日本酒学講師講師・FBO公認講師 取得
2021年 酒匠 取得

酒匠を取得しようとしたきっかけは、
どのようなことでしでしたか?

海外で、日本酒を含む日本製品の販路拡大サポート事業に携わっていた頃、日本酒のことをもっと学ばなければと考え、国際唎酒師を取得しました。
日本酒の資格を取得したことで、海外の飲食業界におけるトップクラスのプロフェッショナルの皆さんとの交流も増えましたが、酒類の香り・味わいを的確につかみ、それを豊かな表現で伝える姿に尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。私も、豊かな言葉で味わいや香りを表現し、日本酒のプロとしての提供・販売をより良いものにしたいと思い、酒匠の取得を目指すことにしました。

酒匠取得以降、どのような変化がありましたか?

日本酒や焼酎、泡盛の香りや味わいを的確に捉え、表現するスキルを身につけたことで、各々の個性をより細かく理解することができるようになりました。実は、酒匠の講習を受けたのがコロナ禍になる直前で、実際に取得したのは1年後の2021年でした。
日本酒のことを対面で説明できない、試飲提供をしづらい、そんなこれまでにない難しい状況の中で、日本酒のプロとして、どう活動を続ければいいのか悩み続けていましたが、酒匠になってからは、唎酒師の時よりも、香りや味をより具体的に言葉で表現できるようになったことで、リモートでの商談会などでもこれまで以上にお酒の魅力を表現する力を得たので、仕事が増えていきました。
どこにいても、相手と同じ空間を共有しなくても、日本酒・焼酎・泡盛の特徴をより的確に、魅力的に伝えられる。これからも、世界で日本酒がより愛されるように活動を続けていけたらいいなと思っています。

 

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