日本人の誇りとして1級を目指す

渡邉 剛央さん
2022年3月 日本酒検定1級合格/名人認定(認定番号:085565)

日本酒の香味に興味が沸いて、日本酒検定を受検

以前から家族や友人と美味しい料理に日本酒、ワインを合わせて楽しんでいました。ただ、美味しい日本酒を飲んでも、飲んでいる日本酒のことを理解していないことにもどかしさを感じていました。日本酒は淡麗辛口のものからフルーティーなもの、濃醇なものまで幅広い香味があります。原料は「米」と「水」なのに、なぜこんなにも香味が異なるのかということに、興味が沸いて、日本酒を勉強する決意をしました。

日本酒の勉強は資格取得が一番の近道

日本酒の理解を深めるには、日本酒に関する「資格の取得」が一番近道だと思い、インターネットで日本酒の資格を検索しました。その中で、聞きなじみがあり、有名な資格でもある「日本酒検定」を受検することにしました。初めて日本酒検定を受検する人は、5級、4級、3級の3つから選択できますが、3級からチャレンジ。住まいは東京会場であるFBOアカデミーの近隣でしたが、いつでも受けられるという点から、CBT試験で3級を受検しました。

日本人の誇りとして、日本酒の知識を極める

日本酒検定3級を受検すると決めたときには、まさか1級まで受検するという気持ちは全くありませんでした。しかし、3級の勉強をする中で、原料や製造方法だけではなく、日本酒の歴史や文化や地域性などを知り、日本酒は日本のアイデンティティの一つだと思うようになり、日本人の誇りとして、日本酒検定1級を目指すことに決めました。
2級以降は出題範囲が唎酒師の公式テキストにもなっている『新訂 日本酒の基』です。正直、2級はそこまで難しさを感じませんでしたが、準1級、1級は非常に難しかったです。300ページもあるテキストの中から、細かな内容まで出題されます。正直、途中であきらめそうになりました(笑)。しかし、中途半端なまま終わるのが嫌だったので、例題を参考に、出題されそうなポイントをひたすら読み込み、無事に1級に合格することができました。

ワイン名人も目指します

日本酒検定1級に合格したことは、家族や仲のいい友人に報告しました。そのため、一緒に食事に行くときは、日本酒のチョイスを任されます(笑)。普段日本酒を飲まない友人と食事に行ったとき、日本酒の魅力を話しながら、飲みやすい日本酒を勧めたところ、「美味しい」と言ってもらい、この時に改めて日本酒検定1級まで頑張って勉強して良かったと思いました。
ワインも好きなので、日本酒検定1級合格後からワインの勉強を始め、ワイン検定も受検しています。既に2級まで合格したので、来年の3月に1級にチャレンジして、ワイン名人も目指しています。