唎酒師とは

‘日本酒のソムリエ’とも言われる日本酒の提供・販売プロフェッショナル資格認定者「唎酒師」は、飲食店、酒類/食品販売店はもちろんのこと、消費者に日本酒を提供・販売する、あらゆるプロセスの職種で活躍しています。

唎酒師になるには

 唎酒師の認定を受けるためには、これらを身に着けるべくカリキュラムを履修し、試験、課題等の効果測定により一定の基準を満たすことを課していますが、日本酒の専門知識を学ぶべく公式テキストはA4判約300ページ、さらには飲食・酒類/食品販売サービス従事者としての必須知識を学ぶ公式テキストはA4判約200ページにも及びます。
 さらに、毎年の更新が必要な「資格登録制度」により、その能力の向上や最新のノウハウを習得すべくプログラムに取り組むことにより、常のブラッシュアップを行っています。


消費者の皆様へ

これから日本酒を楽しみたい方は「唎酒師」に相談を
唎酒師は、特に「日本酒を飲んだことが無い方(悪い印象をお持ちの方)」、「これから日本酒を楽しみたい方」へのご提案を重視しています。飲食店、酒販店などで唎酒師をお見かけの際は、是非、アドバイスをお求めください。

「唎酒師」には、こんなことを聞いてください!


「好みの味わい」を伝える。明確でなければ雰囲気だけでも大丈夫です。  
例えば、「フルーティー」、「どっしりした」、「飲みやすい」とかで結構ですので好みの味わいをお伝えください。明確でなければ「あまり飲んだことが無い」、「白ワインは好きなんだけど」など、雰囲気だけでも大丈夫。唎酒師が、お客様好みの味わいの日本酒をご提案します。


一緒に召し上がる「料理」を伝える。または、相性の良い「料理」を聞く。
いわゆる「ペアリング」。一緒に召し上がりたい料理を伝えれば、唎酒師が様々な観点から相性の良い日本酒をご提案します。また、お選びいただいた日本酒に相性の良い料理もご提案させていただきます。


「どうやって飲んだら良いか」を聞く。
日本酒により、もっとも美味しく飲める温度、酒器などが異なります。日本酒を選んだら、最適な飲み方を唎酒師にお聞きください。また、「お燗で飲みたい」、「冷たい日本酒を飲みたい」、「ワイングラスで飲みたい」など、楽しみ方から聞いていただいても結構です。