今から約30年前の1991年の11月14日に、唎酒師の第1回認定試験が行われました。当会では、それを記念して、11/14を「唎酒師の日」としています。
30年前の平成初期と言えば、それまで広く好まれていた淡麗辛口の典型的な“爽酒”と言われる日本酒から、大吟醸などのフルーティーな香りが特徴の“薫酒”へと、好まれる日本酒のブームが大きく変わった頃でした。
当時は、日本酒の味わいだけでなく食文化も多様化し、日本酒と料理のペアリング提案など、料理と日本酒が美味しく響き合うような提案ができる「唎酒師」の必要性が大きく高まってきた時代だったと言えます。