唎酒師からさらにステップアップ!その他資格のご紹介 

資格を取得した後、唎酒師として活動する中で「より高度なテイスティング能力を身に付けたい」「日本酒の楽しみ方を多くの人に届けたい」「日本酒だけでなく、さまざまな酒類のセールスプロモーション能力を身に付けたい」など、ご自身の進むべき道が見えてきた方には、さらなる研鑽の場やステップアップの場をご提案いたします。

上位資格

酒匠

テイスティング能力を武器に企販促企画立案を行いたい方

酒匠は、卓越したテイスティング能力を武器にセールスプロモーションを行う資格です。
その活用はさまざま。日本酒や焼酎の製造から流通・サービス・消費まで、すべての場面で酒匠がその能力を発揮します。
唎酒師や焼酎唎酒師の範疇を超えるテイスティング能力を磨くため、水溶液を使用した味の要素理解や、香りの表現例の習得などを行い、
第三者に正確に情報を伝えられるようになります。また、マップなどで酒の香味の「視覚化」や「数値化」を行い、
消費者へのわかりやすい提案や自社での商品選定など、販売企画立案力の向上が可能となります。
また、酒匠は高度なテイスティング能力を有することなどから、SSIよりテイスティング検証の委託をお願いすることもあります。

日本酒学講師

お酒の魅力を教え伝える「日本酒学講師」
国内人口の減少、高齢化社会、若者の酒離れなどによって酒類市場の縮小が加速化している一方で、一部のカテゴリーや商品の消費量は増加傾向にあります。「量より質」が叫ばれる現代において、単に「飲みたい」というだけでなく、「知ったうえで飲みたい」という考えが日本酒・焼酎の消費者側に生まれたからでしょう。
日本酒・焼酎には味わいの他にもさまざまな付加価値があり、不足がちで難解でもある商品情報についてもっと理解すれば、さらに楽しむことができると消費者自身が気づいたことも背景にあります。
「日本酒学講師」は日本酒・焼酎の専門的な知識を持って正しい情報を教授できる、いわゆる‘お酒の先生’ です。2013 年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、海外での日本酒ブームが到来、2024 年には日本酒や焼酎のユネスコ無形文化遺産の登録・提案が検討されており、今後ますます国内外から大きな注目を集めます。

・講師としての活動の幅の拡大に活用する。
消費者に教えたい、酒文化普及の一助を担いたい、スクール・セミナービジネスに活用したい
・事業の販売促進に活用する。
顧客獲得・満足度向上を観点としてセミナーイベントを実施したい、営業面における顧客サービスに活用したい
・スタッフ教育に活用する。
自社・自店のスタッフ教育実施面で活用したい

講師として日本酒の楽しみ方を広めていきたい方※日本酒は広めないと思う

近年、日本酒・焼酎を新たにお飲みになる方に→ビギナー におきかえては? に共通するのは、単に「飲みたい」だけでなく、「知ったうえで飲みたい」ということ。 これは、味わいのみならず、日本酒・焼酎が持つその他の価値に消費者自身が気付くとともに、不足かつ難解な商品情報を自らが理解しなければ十分に楽しむことができないとお考えだからこその流れであろうと思われます。「日本酒学講師」は、今後もニーズが高まるであろう、このような日本酒・焼酎の啓発普及を目的とするセミナー等で、専門的なスキルを持ち、消費者を導き、「日本酒・焼酎ファン」を創造する講師です。
日本酒学講師は、セミナーを主催して自らがSSI 公認「日本酒ナビゲーター」「焼酎ナビゲーター」を認定することができます。
資格を取得することで、自分の仕事やライフワークにどう役立てられるのか。資格の活用方法はさまざまです。

その他の資格

酒類の魅力や商品特性を人に伝えるときに、非常に重要なことは比較すること
飲酒経験があまりない方へは、押し付けるのではなく様々な酒類を説明してご自身に合ったものを選択いただく、
また、日本酒の飲酒経験があまりない方へは、例えば、ワイン愛好家に日本酒を提案する際には、ワインと比較して日本酒の魅力を説明する必要があります。
日本酒以外の酒類を学習することで、総合的な酒類の知識レベルの向上の他、結果的に日本酒の提案力向上につながります。

焼酎唎酒師

焼酎唎酒師の学習カリキュラムは唎酒師と同じく当会オリジナルソフトである焼酎の「香味特性別分類(4 タイプ)」を活用し、料理とのペアリングやセールスプロモーションを学んでいきます。
日本酒、焼酎問わず、「どんな香り、味わいがあるの?」「美味しく飲むには?」というお客様の声に適切に応えられることが、プロフェッショナルに求められる能力です。
主原料のバラエティに富み、原料の持ち味が生きた焼酎を学ぶことで、米と酵母で醸した、繊細な日本酒の楽しみ方の提案にもより深みと説得力が増すことでしょう。
日本酒と焼酎の両刀を武器に持てれば、お店での和酒販売や提供の幅が格段に広がります。和食のみでなく各国料理とも相性の良い酒、「焼酎」を制して、和酒提供のプロフェッショナルを目指しましょう!

なのでゆくゆくはこのサイトの表記もこのページの内容にに合わせましょう。https://www.fbo.or.jp/information/e0005焼酎の文章をチラシの内容にあわせたいです。以下の文章だと焼酎きき酒師を取得すると=おいしく飲める(消費者向け資格) と誤解されそうなので

焼酎は日本を代表する蒸留酒として、国内外から高い注目を浴びています。
その一方で「本格焼酎」「乙類・甲類」「割り方」「アルコール度数」など、これらを分からずに飲まれている方も多くいらっしゃいます。
もちろん、わからないからと言って、焼酎が美味しく飲めないというわけではありません。しかしながら、これらを理解することでよりおいしく飲めることもあります。
焼酎唎酒師はお客様のニーズを察知し、焼酎の楽しみ方を提案します。

ワインコーディネーター/ソムリエ

ワインは、最も長い歴史を持つ酒類のひとつといわれています。誕生してからフランスをはじめ欧州で発展し、現在は全世界で造られ、広く飲まれている酒類でもあります。
もちろん日本でも生産されており、近年では、海外のワインコンクールで受賞するなど品質の高さが認められ、日本のワインは世界からも注目を寄せられています。
日本酒と同じ醸造酒であるワインは、その生産地の広さから学習項目が非常に多く、そこがワインを学ぶ上で二の足を踏む要因にもなっています。
ワインの製造方法に加えて、各国のワインに関する歴史や法規、言語はじめ、各国で異なるブドウ品種やブドウ栽培の地理的条件など、多岐にわたる項目の理解が必要です。
当会のワインコーディネーター/ソムリエの学習は、唎酒師と同じカリキュラムを採用しています。ワインの製造や地理、歴史、専門用語等の膨大な情報から重要なポイントだけを絞り込み、重点的に学ぶことができる、現場で生かせる「セールスプロモーション」能力が身に付く学習カリキュラムとなっています。
唎酒師として、日本酒のみでなくワインまでも、自信を持っておすすめするお酒の選択肢に入れることができれば、お客さまにさらに幅広く美味しいお酒を提供できることでしょう。

小島さんへ:ワインの文章もチラシの内容に合わせたいと思うのですが、以下の文章もなかなか鋭い切り口だと思いました(多分太田さん作成)。超わがまま言いますが、うまいこと双方のいいとこどりできるような文章に変更可能でしょうか?ゆくゆくはこのサイトの表記もこのページの内容にに合わせましょう。https://www.fbo.or.jp/information/e0005ワインは最も長い歴史を持つ酒類です。ワインが誕生してから欧州で発展して、現在は全世界で造られています。
もちろん日本でも生産されており、近年では、海外のワインコンクールで受賞するなど、品質が非常に高いと海外から高い評価も受けて非常に注目をされています。

ワインを学ぶうえで多くの方がネックとなるのが、「学習項目の多さ」に尽きると考えます。
前述の通り、ワインは全世界でそれぞれの国の法律に基づいて造られますので、各国で定める法規や原料となるブドウ品種、栽培条件、製造方法などを学習することに加えて、これらを理解するためにフランス語をはじめとした各国の言語も覚える必要があります。

ワインコーディネーター/ソムリエは、これらの知識を身に付けるために分かりやすいテキストと講義(または映像教材)で学習していただき、最終的にお客様への最適な提案を可能とします。

プロフェッショナル向けセミナー

テイスティングトレーニングセミナー

「日本酒・焼酎テイスティングトレーニングセミナー」は、より高度なテイスティング能力を身につけたい方、唎酒師・焼酎利酒師の資格をお持ちの方に最適なセミナーです。
唎酒師・焼酎唎酒師であっても、そのあとのテイスティングトレーニングを怠れば、せっかく身につけた能力も衰えてしまいます。
本セミナーでは厳選したテイスティング教材を使用したトレーニングを行うことで、テイスティング能力の維持・向上を図ります。
高度なテイスティング能力は「才能」によらず、「研鑽」によって身につくものです。
テイスティングの本質をつかんだ効率的かつ効果的なトレーニングを続けることが、能力向上の近道となるでしょう。
「日本酒・焼酎テイスティングトレーニングセミナー」は会場セミナーを受けられる「会場受講」とご自宅でセミナーを受けられる「オンデマンド受講」の2種類をご用意しております。