消費者のニーズは「飲みたい」から「知ったうえで飲みたい」へ!

今、求められる日本酒・焼酎の専門講師

お酒の魅力を教え伝える「日本酒学講師」

昨今、日本酒・焼酎を飲まれる方が増えています。
新たにお飲みになる方に共通するのは、単に「飲みたい」だけでなく、「知ったうえで飲みたい」ということです。

これは、単に味わいのみならず、日本酒・焼酎が持つその他の価値に消費者自身が気付くとともに、不足かつ難解な商品情報を自らが理解しなければ十分に楽しむことができないとお考えだからこその流れであろうと思われます。
現在は、そのことを現すかのように、全国各地で日本酒・焼酎のセミナー等が数多く開催されています。

「日本酒学講師」は、今後もニーズが高まるであろう、このような日本酒・焼酎の啓発普及を目的とするセミナー等で、専門的なスキルを持ち、消費者を導き、「日本酒・焼酎ファン」を創造する講師です。

こんな方が「日本酒学講師」を取得しています

・日本酒や焼酎の講師としての自身の活動を広げたい方
  …消費者に教えたい、酒文化普及の一助を担いたい、スクール・セミナービジネスに活用したい
・事業の販売促進に活用したい方
   …顧客獲得・満足度向上を観点としてセミナーイベントを実施したい、営業面における顧客サービスに活用したい
・スタッフ教育に活用したい方
  …自社・自店のスタッフ教育実施面で活用したい

「日本酒学講師」は消費者資格「ナビゲーター」認定セミナーの開催が可能

「日本酒学講師」はSSI認定の消費者対象資格「日本酒ナビゲーター」「焼酎ナビゲーター」の認定セミナーを開催でき、自身の講師名入りの認定証書を発行できます。
個人で発行する修了書とは違い、長年の実績のあるSSIと連名での認定は、付加価値を高めます!

講師名入りの認定証書(日本酒ナビゲーター)

受験資格

条件1 

FBO認定会員であること
※FBO認定会員とは、NPO法人FBOが公認・認定する提供販売者向け資格(唎酒師やワインコーディネーター/ソムリエなど)を取得された方のみが入会していただける会員制度。年会費がかかります。
FBO認定会員の詳細細はこちら※NPO法人FBOのウェブサイトへ移行します
※7月1日(申込締切日)までに、FBOオフィシャルサイトのマイページに 職業/業種/職種 の登録を必ず行ってください。

条件2

課題提出
■課題:「日本酒の製造方法をふまえた消費者への日本酒の魅力の伝え方」
~SSI監修「酒蔵見学映像・日本酒製造体験映像」の視聴を通じて~
■取り組み方法:こちらより所定の書式をダウンロードし、ご利用ください。PC入力でも構いません。
※PC入力をされる際はAdobe Acrobat Readerを下記よりダウンロードしご利用ください。所定の書式はAdobe Acrobat Reader (無料)限定のフォーム形式となりますので、他ソフトでの作成は認められません。あらかじめご了承ください。https://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/
■提出方法:講習会受講日初日に受付へご提出ください。PC入力で作成頂いた場合でも必ず印刷したものをご提出ください。データ(メール送付等)での提出は受け付けておりません。
※SSI監修「酒蔵見学映像・日本酒製造体験映像」の視聴URLはお申し込み後に別途ご案内いたします。
※課題が基準に達しない場合は、再提出が必要となる場合があります。

※「条件2」の免除対象

下記のいずれかに該当するものは「条件2」が免除となります。
▶日本酒学講師の受講受験プランBでお申し込みの方
▶受験日がFBO認定会員在籍(在籍通算年数)3年以上経過している方

▶下記、いずれかの1回以上の参加歴がある方

FBO アカデミー 「学びの遠足!酒蔵見学・ VR 日本酒製造体験」 (2021 年 2 月 開催)
FBO アカデミー 「学びの遠足!酒蔵見学・ VR 日本酒製造体験」 (2021 年6 月 開催予定)

SSI 主催「蔵元体験実習」

・ FBO アカデミー「造って学ぶ日本酒道場 」

FBO アカデミー「日本酒学講師とめぐる蔵元見学ツアー」

受講受験プランについて

日本酒学講師の受講受験は下記2つのプランのうちどちらか1つをご選択いただき、お申し込みください。

受講受験プランA

日本酒学講師兼FBO公認講師の受講受験のプラン
講習会3日間※  受講受験料 114,000円(税込)
一部FBO公認講師との共通プログラムとなります

受講受験プランB

日本酒学講師兼FBO公認講師の受講受験と「学びの遠足!酒蔵見学・ VR 日本酒製造体験」がセットになったプラン

 VR酒蔵見学・製造体験会 +講習会3日間  受講受験料 118,000円(税込)

一部FBO公認講師との共通プログラムとなります

カリキュラム

『日本酒学講師』には、講師に必要な「インストラクションスキル」「コミュニケーションスキル」「プランニングスキル」に加え日本酒・焼酎の専門的な知識である「スペシャリティスキル」の4つが必要と考えます。
日本酒学講師講習会では、「FBO公認講師」講習会と連動し4つのスキルを高める実践的なプログラムをご用意しています。

※NPO法人FBOオフィシャルサイトへ移行します

インストラクションスキル

講師としての心構えと役割の把握から、ボイストレーニング等、講師としての実践的スキル向上を図ります。

コミュニケーションスキル

講師として必要な立居振舞から、好感度を高める笑顔のトレーニング、さらには「伝える」ために必要不可欠な話し方などのコミュニケーションスキルを高めます。

プランニングスキル

セミナー企画の際に必要なポイントから、効果的なセミナー資料の作り方、さらにはオペレーション上必要不可欠なさまざまな知識向上を目指します。

スペシャリティスキル

日本酒・焼酎のセミナー行う際には、より高いレベルでの知識が必要不可欠。講習会では、知識向上と共に、実践でも役立つようターゲット別でのツボを学びます。

1

インストラクションスキル向上トレーニング(FBO公認講師との共通プログラム)

・ボイストレーニング
・効果的なスピーチ法と講義テクニック
2

・コミュニケーションスキル(FBO公認講師との共通プログラム)

・フェイスストレッチングトレーニング
・講師マナー実践トレーニング
・ビジネスマナーとプロトコール
3

プランニングスキル(FBO公認講師との共通プログラム)

・マネジメント視点でのセミナー運営のポイント
・売れる「セミナー」を企画する際のポイント
4

スペシャリティスキル

・さまざまな事例に学ぶセミナー成功のポイント
・「日本酒の商品特性」をテーマにする際のポイント
・「日本酒の原料、製法、表示」をテーマにする際のポイント
・「日本酒のテイスティング」をテーマにする際のポイント
・「日本酒と料理の相性」をテーマにする際のポイント

充実の学習支援教材

酒蔵見学映像を視聴して事前学習ができる

講師として必要な日本酒製造現場の知識を得ていただくために、「酒蔵見学映像・日本酒製造体験映像」の事前視聴ができるようになりました。お申し込み後に送付される特定のURLにアクセスいただくと、まるで実際に蔵元を訪れたかのような見学動画、製造現場の体験動画が視聴できます。

ビギナー向けテキストを事前送付

消費者向け資格「日本酒ナビゲーター」公認テキストの酒仙人直伝 よくわかる日本酒』を事前送付。

ビギナー向けの日本酒テキスト使用したセミナーのポイントをレクチャーいたします。講師目線でしっかりと読み込むことで実際に講師として活動される際にも、十分に活用できる教材ツールとなります。

専門性の高い講師陣

明石 伸子 NPO法人日本マナー・プロトコール協会 理事長
黒田 明彦 公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会 PRプランナー資格認定試験委員
佐藤 利絵 フェイスストレッチング協会
渡辺 ひと美 フリーアナウンサー/SSI顧問
日置 晴之 NPO法人FBO 副理事長
大森 清隆 NPO法人FBO 専務理事/事務局長

阿部 ちあき フリーアナウンサー/フードアドバイザー/日本酒学講師
薄井 一樹 株式会社せんきん 十一代蔵元/SSI常務理事
友田 晶子 トータル飲料コンサルタント/SSI理事
圓子 千春 インフィニット・酒スクール講師/フードコーディネーター/NPO法人FBO 役員
長田 卓 SSI理事/研究室長
※ 順不同、敬称略。講師は予告なく変更となる場合があります。

資格取得までの流れ

講習会プログラム 

※第1部又は第2部のいずれかにご参加いただきます
第1部 15
:00~17:00

受付:14:30~15:00 オリエンテーション15:00~15:10

時 間内  容
15:10 ~ 16:1060酒蔵見学(映像)の視聴
16:10 ~ 16:2010休憩およびVR操作方法の説明
16:20 ~ 17:0040VR映像による仮想酒造り体験

第2部 19:00~21:00

受付:18:30~19:00 オリエンテーション19:00~19:10

時 間内  容
19:10 ~ 20:1060酒蔵見学(映像)の視聴
20:10 ~ 20:2010休憩およびVR操作方法の説明
20:20 ~ 21:0040VR映像による仮想酒造り体験

受付:9:00~9:20 オリエンテーション9:20~9:30

時 間内  容
9:30 ~ 10:4070FBO 公認講師の心構えと役割
信頼ある講師を目指して
10:55 ~ 12:2590コミュニケーションスキル向上トレーニング
フェイスストレッチングトレーニング
12:25 ~ 13:3065【昼食休憩】
※お弁当をご用意しております。
13:30 ~ 15:10100プランニングスキル向上セミナー セミナー運営概論
マネジメント視点でのセミナー運営のポイント
15:30 ~ 16:3060コミュニケーションスキル向上トレーニング
講師マナー実践トレーニング
16:30 ~ 17:3060コミュニケーションスキル向上セミナー
ビジネスマナーとプロトコール
17:45 ~ 18:4560インストラクションスキル向上セミナー
効果的なスピーチ法と講義テクニック
18:45 ~ 19:4560インストラクションスキル向上トレーニング
ボイストレーニング
20:00 ~ 21:0060

実践トレーニング①【懇親会を兼ねる】
1 分間スピーチ

※参加人数によって時間が前後します。
21:00 ~ 21:1010オリエンテーション

受付:受付:8:30 ~ 8:50 オリエンテーション:8:50 ~ 9:00

時 間内  容
9:00 ~ 10:3090プランニングスキル向上セミナー セミナー企画概論
売れる「セミナー」を企画する際のポイント
10:45 ~ 12:1590さまざまな事例に学ぶセミナー成功のポイント
※ここまでは「FBO 公認講師」と共通プログラムとなります。

12:15 ~ 13:15

60【昼食休憩】
※お弁当をご用意しております。

13:15 ~ 14:15

60エンドユーザーを対象としたセミナーのあり方①
エンドユーザーの日本酒・焼酎に対する価値観と興味・関心
14:30 ~ 15:3060エンドユーザーを対象としたセミナーのあり方②
「日本酒の商品特性」をテーマにする際のポイント

15:45 ~ 16:45

60エンドユーザーを対象としたセミナーのあり方③
「日本酒の原料、製法、表示」をテーマにする際のポイント
17:00 ~ 19:00120エンドユーザーを対象としたセミナーのあり方④
「日本酒のテイスティング」をテーマにする際のポイント
19:15 ~ 21:00105エンドユーザーを対象としたセミナーのあり方⑤
「日本酒と料理の相性」をテーマにする際のポイント
21:00 ~ 21:1010オリエンテーション

受付:8:30 ~ 8:50 オリエンテーション:8:50 ~ 9:00

時 間内  容
9:00 ~ 10:3090基調講演
食品・飲料を取り巻くリスク“ クライシス対応 ”のポイント
10:45 ~ 11:4560エンドユーザーを対象としたセミナーのあり方⑥
「歴史」をテーマにする際のポイント 
※日本酒セミナー実践模擬
11:45 ~ 13:1590講義準備【昼食休憩を兼ねる】
※お弁当をご用意しております。
13:15 ~ 16:15180実践トレーニング②
日本酒セミナー実践(10 分 / 一人)
16:15 ~ 16:3015オリエンテーション

※プログラムは予告なく変更となる場合があります

講習会・試験開催概要

講習会開催
期間
プランA:3日間 
プランB:4日間 
※うち2日間は「FBO公認講師」のプログラムを受講いただきます
開催時期

プランA:2021年7月9日(金)〜11日(日) 
プランB:2021年7月8日(木)〜11日(日) 
※2021年4月1日(木)12:00より申し込み受け付け開始
申込締切:7月1日

試験日程 毎月開催しています。詳細はNPO法人FBOの試験日程一覧をご覧ください。

会場:FBOアカデミー東京校(文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7FPDF
最寄駅▶都営三田線「春日駅」徒歩3分/都営大江戸線「春日駅」徒歩8分
東京メトロ南北線「後楽園駅」徒歩8分/東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅」徒歩10分

※当会では宿泊手配を行いません。
宿泊を予定される場合は、ご自身でお手配くださいますようお願い申し上げます。

試験内容

書類審査

小論文
受験日当日に受付にて提出

テーマ「講師として必要な心構えと能力」

取り組み方法:こちらより所定の書式をダウンロードし、ご利用ください。PC入力でも構いません。

【Adobe Acrobat Reader】で解答いただきます。下記よりあらかじめ「Adobe Acrobat Reader」をダウンロードください。

※PC入力をされる際はAdobe Acrobat Readerを下記よりダウンロードしご利用ください。所定の書式はAdobe Acrobat Reader (無料)限定のフォーム形式となりますので、他ソフトでの作成は認められません。あらかじめご了承ください。https://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/

 

提出方法:受験日当日に受付へご提出ください。PC入力で作成頂いた場合でも必ず印刷したものをご提出ください。データでの提出(メール送付等)は受け付けておりません。

※受験日当日の受付にてご提出いただけない場合は再受験が必要となります。

第1次試験※1

筆記
12:30〜13:20(50分)

【筆記】選択・記述式
日本酒・焼酎の専門的な知識を問う
《出題範囲》『新訂 もてなしの基』『新訂 日本酒の基』『焼酎の基』

第2次試験

筆記
13:30〜14:20(50分)

【筆記】選択・記述式
講師として必要な知識を問う
《出題範囲》『FBO公認講師テキスト』

第3次試験※1

テイスティングを伴う筆記
14:30〜15:20(50分)

【テイスティングを伴う筆記】選択・記述式
日本酒、焼酎のテイスティングを伴う専門的な知識を問う
《出題範囲》『新訂 もてなしの基』『新訂 日本酒の基』『焼酎の基』

第4次試験

講義実演(10分間の講義実技)
15:30〜(15分/1人)※2

【設定】
・ビギナーを想定した日本酒セミナー実技
・参加者には教材としてテキストが配布されている想定
・ホワイトボード(または電子ボード)の使用可、その他講義ツールに関しては自由

※1.酒匠認定者は免除。
※2.試験時間は参加者状況・会場により変更になる場合がございます(原則受験番号順にて実施)。また、審査のため動画撮影を行います。

認定グッズ

合格後には「日本酒学講師」「FBO公認講師」それぞれの認定証書と認定証を付与いたします。

受講受験料および認定登録料

試験については受講日より1年を受験期限とし、別途開催する東京等のFBO公認資格認定試験会場で受験ができます。
1.「受講のみ」のお申込は不可。
2.不合格の場合に再試験を受験される際は、再受験料(15,000円/回)が必要になります。

 金額(税込)費用に含まれるもの

受講受験料

Aプラン

114,000円①受講受験料ならびに受講受験に関わる一切の教材費(「酒蔵見学映像・日本酒製造体験映像」視聴付)
②食事:1日目(昼食・夕食(懇親会兼ねる)、2日目(昼食・夕食)、3日目(昼食)

受講受験料

Bプラン

 118,000円 ①受講受験料ならびに受講受験に関わる一切の教材費(「酒蔵見学映像・日本酒製造体験映像」視聴付)
②食事:1日目(昼食・夕食(懇親会兼ねる)、2日目(昼食・夕食)、3日目(昼食
③「VR蔵元見学・日本酒製造体験プログラム」参加費用

認定登録料

25,000円①「日本酒学講師」認定証書・認定章 ②「FBO公認講師」認定証書・認定章
再受験料15,000円 

※1.受講受験料には、「FBO公認講師」受講受験料(58,000円)を含みます。
※2.認定認定登録料には「FBO公認講師」認定登録料(5,000円)を含みます。

 

2021年4月1日(木)12:00 お申し込み受け付け開始

※お申し込みは、当会が加盟するNPO法人FBOの受注システムをご利用いただきます。

キャンセルについて

【講習会・試験お申し込み完了後のキャンセルについて】

1.申し込み完了日から起算して、8 日以内はキャンセルを承ります。

ただし、開催日14日前を経過してからのお申し込みはキャンセル不可となります(通信プログラムは開始月1日を開催日とみなします)。

2.返金の際は、キャンセル手数料660円(税込)をご負担いただき、クレジットカードまたは指定銀行口座へのご返金手続をさせていただきます。教材に関しては、ご返却いただきますが、教材に破損・汚れがあった場合は、教材費をご請求いたします。
詳細はNPO法人FBOのキャンセルポリシーをご確認ください

全国で活躍する日本酒学講師ケーススタディ

日本酒学講師とは、日本酒や焼酎の魅力を消費者に伝えるノウハウを身につけたプロフェッショナルで、セミナー講師を務めたり、SSI 公認の「日本酒ナビゲーター」「焼酎ナビゲーター」認定セミナーを主催して自らが認定する権利が得られます。
これらの資格を取得することで、自分の仕事やライフワークにどう役立てられるのか、東京以外の各地に在住し、異なる業種に就いている日本酒学講師や酒匠たちを取材し、資格を生かしたさまざまなケーススタディをご紹介します。

ケース1

40蔵の日本酒を揃える酒処の店主、300名以上の日本酒ナビゲーターを輩出​

ケース2

“日本酒と女性”を切り口にコミュニティを主宰。地域間交流を目指す

ケース3

唎酒師112名、日本酒学講師10名
  日本の伝統文化を消費者へ伝え続ける蔵元

ケース1:認定番号: 日本酒処 参壱丸撰 店主 佐藤宏幸さん​

40蔵の日本酒を揃える酒処の店主、300名以上の日本酒ナビゲーターを輩出

1970 年宮城県生まれ。北海道大学卒業後、飲食店、流通業界、酒販店等に勤務。2013 年、仙台市・国分町に「日本酒処参壱丸撰」を開業。’03 年に唎酒師と焼酎唎酒師、’05 年に酒匠、’11 年に日本酒学講師、’15 年にFBO公認講師を取得。
日本酒処 参壱丸撰
宮城県仙台市青葉区国分町2-7-7 あんでるせんビル2F 
☎ 022-217-3105   http://www.bar3103.com

仙台の国分町に日本酒バー「参壱丸撰」を構えて4年になる、仙台出身の佐藤宏幸氏。カウンター席主体で、全国の蔵元の中から約40蔵各1銘柄を常備し、お通しとして6種の料理を1,500円で提供。豊富な小鉢に、締めの釜飯も季節によりさまざまなバリエーションがあり、これらすべてを佐藤氏一人で切り盛りしているというから驚きです。

仙台市営地下鉄南北線の勾当台公園駅または広瀬通駅より徒歩6 分。日休。カウンター9 席とテーブル8 席
「ここは東北一の歓楽街と称されますが、昔ほどの盛況はありません。そのため、私は常に危機感を持ってやっています」
学生時代から日本酒の美味しさに目覚め、飲食店や流通業、酒販店等に勤務した後に独立。唎酒師、酒匠、日本酒学講師の資格はいずれもサラリーマン時代に取得しています。

「独学であいまいな部分を体系的に学ぶチャンスであると思ったのと、例えば居酒屋へ行って日本酒談義で盛り上がった時など、そうした肩書きがあれば、それなりの知識を持っていることがアピールしやすく、蔵元を訪問しても、ただのひやかしではないということが伝わると思いました」
店を開いて半年経った頃から、8名までの講座を月1回開催し、のべ300名以上に日本酒ナビゲーターを授与してきました。

日本酒に関するブログを開設しており、講座はそこで告知。店で定期開催している安定感からか、常に応募者が絶えない。
「最初は営業につなげるのが目的でしたが、外食店で提供された酒を飲むのが好きな人と、講座で知識を深めたい人の層は違うとわかりました。講座に来る方は、家庭で日本酒と料理を楽しみたい主婦などが比較的多く、年齢層は幅広いです。辛口という表現はいかに個人差があるかということや、4タイプにするとわかりやすい、といったところが特に反応が大きいですね」

「日本酒の価値を高めていくには、その背景にあるストーリーをきちんと伝える必要があるという、使命感を持っています。

ケース2:認定番号: 新潟青稜大学助教、にいがた美醸主宰 村上和恵さん​

“日本酒と女性”を切り口にコミュニティを主宰。地域間交流を目指す

1974年秋田県生まれ、新潟県育ち。新潟大学大学院卒業後、OL生活を経て新潟青稜大学の助教に就く。専攻はホスピタリティ論、観光マーケティング。
2006 年唎酒師、’11 年日本酒学講師取得。女性の日本酒コミュニティ「にいがた美醸」主宰。新潟日報カルチャースクール、JEUGIA カルチャーセンター、フクダハウジング、丸の内朝大学等で講師を務める。酒サムライ、にいがた観光特使。
https://ameblo.jp/love-ricewine

「学生の頃は居酒屋でサワーやビールなどを飲んでいましたが、一般企業に就職し、仕事の飲み会や接待で年配の方たちと酌み交わすようになると、せっかく新潟に暮らしているのだから美味しい日本酒を飲んだらどうか、と言われました。また、美味しい和食やお寿司の味も覚えるようになると、合わせるお酒はやはり日本酒だと自分でも思うようになりました」

2001年、27歳の時に転職し、大学の助教に就任。ホスピタリティ論や観光マーケティングの教鞭をとるかたわら、日本酒をより詳しく知りたいと、’06年に唎酒師の資格を取得。それを足がかりに、’09年には女性のための日本酒コミュニティ「にいがた美醸(ビジョウ)」を主宰するようになります。

「私は一人でも居酒屋に行っていたのですが、同世代の女性が気兼ねなくカジュアルに日本酒を楽しめるムードは当時まだありませんでした。が、おじさんたちだけのものにしていてはもったいない、女性たちに知って欲しいと思ったのがきっかけです。最初は日本酒を楽しく飲むための小さなサークルのようなものでしたが、やがて県内の酒蔵訪問ツアーなどを開催するようになりました」

にいがた美醸5周年記念に、田植えから酒造りを体験した。
’18年は10周年なので、また行う予定。会員の大半は県内だが、埼玉や神奈川の人もいる。
セミナー依頼の声も増えるようになり、自分のスキルを高める必要性や、教える立場を証明するものが欲しいと感じ、’11年に日本酒学講師の資格を取得。仕事柄、人前で話すことには慣れていた村山さんですが、取得のための講座を受けることで、プレゼンテーション能力がより高められたと言います。

活動範囲は新潟に留まらない。写真群馬県藤岡市の「かんな秋のアート祭り」にてテイスティング体験の指導を担当。外国人のビギナーは、おちょこを一気飲みのショットグラスだと思っている人が少なくないため、差しつ差されつの文化だと伝えた。大阪の阪急うめだ本店でのイベントに遠征。

現在、にいがた美醸のメンバーは120名。冬場は月1回の頻度で酒蔵見学を行っており、また、酒をテーマにしたJRジョイフルトレイン「越乃Shu*Kura」のメニュー開発を担当するなど、知名度が上がっています。その他、村山さんは地元の複数のカルチャースクールで日本酒ナビゲーター、焼酎ナビゲーターを与える講師を務め、にいがた観光特使にも任命されています。
写真はJR 新潟のジョイフルトレイン「越乃Shu * Kura」で、春夏秋の往路・復路に提供されるおつまみのメニュー開発をにいがた美醸が担当。地域食材を用いている。

ケース3: FBO・SSI法人会員沢の鶴株式会社の日本酒学講師陣

唎酒師112名、日本酒学講師10名 日本の伝統文化を消費者へ伝え続ける蔵元

後列左より製造部の牧野秀樹氏、矢吹道行氏、マーケティング室の郷田琢磨氏、営業部の大川寿晴氏。前列左より製造部の森田貢史氏、森脇政博氏、松田昭範氏、今野浩之氏。他2名(輸出担当、資料館担当)の計10名が資格を持つ。
沢の鶴株式会社
兵庫県神戸市灘区新在家南町5-1-2 
☎ 078-881-1234(代)
http://www.sawanotsuru.co.jp

灘五郷の西郷に属する蔵元の一つが沢の鶴株式会社。創業は享保2年(1717年)、米屋の副業として酒造りを始めたため、ロゴマークに米の字から取った「※」印を掲げたのだそうです。そのため、「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる。」ことをモットーに歴史を築いてきました。

今回、お話をうかがったのは、マーケティング室の郷田琢磨氏。同県出身で、1987年に入社し、’95 年に唎酒師、2006年に日本酒学講師の資格を取得しています。

「当社では現在、従業員180名のうち112名が唎酒師で、少なくとも営業部の社員は資格を取ることが義務づけられています。更に年1回、社内規格における上級唎酒師の試験を行い、上位3~ 5名は、FBO公認講師、日本酒学講師の受講受験を会社負担で受けることができます。こうしたシステムにより、社員のスキルやモチベーションのアップにつながっています」

日本酒をより美味しく楽しんでいただくためのセミナーで、修了者には日本酒ナビゲーターを授与。ホームページやSNSで告知し、定員は50名。多い場合は抽選により決めている。

現在、日本酒学講師の資格を持つ人は10名。名刺に明記することで、名刺交換の際のコミュニケーションツールとして一役買う他、年2回本社にて日本酒ナビゲーター認定セミナーを開催し、講師は順番に担当しているそうです。

「以前は中高年層の受講者が比較的多かったですが、ここ数年は若い女性が増えています。また、県内の方だけでなく、大阪、京都、滋賀などから来られる方も。日本酒に興味を持つ人の層が広がっていると実感しますね。これからもだくため、蔵元側から積極的、素晴らしい日本の伝統文化である日本酒の楽しみ方をより多くの方に知っていたに

同社は灘五郷の中で最も神戸港に近く、2017年は神戸開港150年ということもあり、海外からの大型客船の乗客が大勢「沢の鶴資料館」を来訪した。
日本酒の海外進出が盛んになってきた昨今、海外担当の社員も日本酒学講師の資格を取り、現地の販売代理店やレストランの従業員など流通に関わる人たちに正しい知識を伝えているとのことです。

同社は灘五郷の中で最も神戸港に近く、2017年は神戸開港150年ということもあり、海外からの大型客船の乗客が大勢「沢の鶴資料館」を来訪した。
日本酒の海外進出が盛んになってきた昨今、海外担当の社員も日本酒学講師の資格を取り、現地の販売代理店やレストランの従業員など流通に関わる人たちに正しい知識を伝えているとのことです。