1日通学コースでは、総ページ数500ページ以上、3冊のテキストから、その中でも重要となる以下の項目について講義を行います。
日本酒の原料・製法・表示についての本日の講義は、せんきん(栃木県)・専務取締役であり当会常務理事の薄井一樹が講師を務めました。
唎酒師は、日本酒の提供・販売のプロフェッショナルであり、日本酒を造ることが仕事ではありませんが、自身が取り扱う商品が、どのように造られているのかを知ることは欠かせません。講義では、そのような視点で、原料や製造方法が製品に、どのような影響を与えるのかを主に解説させていただきました。
日本酒のサービスは、まさに唎酒師が、お客様と日本酒の接点で行う重要な行動ですが、本講義では、それ以前に何よりも「保存管理」の重要性を解説させていただきました。「どんなに素晴らしいサービスであっても、提供される日本酒が傷んでいては意味がありません。唎酒師の最低限の使命のひとつは、蔵元が造られた味わいを、できるかぎり、そのままでお客様にお飲みいただくことです。(講義内容から)」。
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