12月6日(日)にFBOアカデミー「日本酒・焼酎テイスティング トレーニングセミナー」第3回 多くのビギナー層が好む「スッキリ」「軽やか」な香味特性を探る を開催いたしました。
このような時にも関わらず、会場に足を運んでいただき、ご参加いただきました皆さまには深く感謝申し上げます。本セミナーを通じて皆さまのテイスティング能力はさらなる向上をされたことと思います。引き続き、自己研鑽の場として、ご活用いただければ幸いです。
日本酒・焼酎テイスティングトレーニングセミナーとは
全5回のセミナーで、各回ごとにテーマを設定して開催しております。毎回50種類以上にもおよぶ教材を使用して継続的なトレーニングを行い、身に付けたテイスティング能力の維持・向上を行います。 トレーニングでは、「酒匠」講習会プログラムでも採用している、ボルドーやカリフォルニアで醸造学を学ぶ専門機関のノウハウを取り入れた「味覚トレーニング」「嗅覚トレーニング」を毎回開催し、一層のテイスティング能力の向上を図ります。 また毎回、市販されている実際の日本酒・焼酎を用い、正確な香味特性の捉え方、コメントの表現法、さらには香味特性別分類(4タイプ)を同軸グラフ、ポジショニングMAPといった視覚化ツールで表現する方法を学びます。
今回のテーマは
「多くのビギナー層が好む「スッキリ」「軽やか」な香味特性を探る」
①香りのサンプルを使用した嗅覚トレーニング
食品約30種類を使用して日本酒および焼酎の基本的な香りの要素を把握
②水溶液を使用した味覚トレーニング
水溶液約15種類を使用して日本酒および焼酎の基本的な味わいの要素を把握
~「ミネラルウォーターによるテクスチャーの違い」「甘味、酸味、苦味、渋味、旨味の特徴」「エチルアルコールの特徴」など~
③日本酒のテイスティングトレーニング
フルーティーな香味特性を持つ日本酒4種類使用(主に大吟醸酒、吟醸酒など)
④焼酎のテイスティングトレーニング
フルーティーな香味特性を持つ焼酎4種類使用(主に芋焼酎、米焼酎、黒糖焼酎など)
⑤セールスプロモーションの考察
フルーティーな日本酒および焼酎ならではの特徴を生かした提供温度や割り方、適切な酒器、相性の良い料理、さらには有効なターゲット層を考察。

日本酒・焼酎の専門家「酒匠」の受験対策にも活用いただけます
日本酒・焼酎のテイスティングの専門家の資格「酒匠」。年に1回程度開催される酒匠の講習会では、2日間で香りのサンプル、水溶液、日本酒、焼酎など、合計100種類を超すアイテムのテイスティングを行い、卓越したテイスティング能力を身に着けるカリキュラムとなっております。また、その酒匠の”認定試験”は非常に難易度が高く、現在までに500名程度しか合格していない狭き門となっております。
そんな酒匠の認定試験ではテイスティング能力を問われますので、このテイスティングトレーニングセミナーはその試験対策として非常に有効にご活用いただけます。既に、2021年3月の酒匠講習会をお申し込みいただいている方で、本セミナーにもご参加いただいている方も多くいらっしゃいます。酒匠の試験対策としてもご活用いただければ幸いです。
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