ワタナベイナリ(渡辺悠介)さん

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分19秒です。

・外資系IT企業入社
・水産商社で食の流通を学ぶ
・大手広告代理店にて顧客分析と広告・PRのプランナーとして従事
・バイオ系メーカーにて日本酒と同じ農芸化学の世界にてマーケティング・D2C事業に従事
・2017年 唎酒師取得

唎酒師を取得しようとしたきっかけは、
どのようなことでしでしたか?

日本酒の美味しさに気づいたとき、その気持ちを形にしたいと思ったことがきっかけでした。また同時に副業が寛容になった昨今、本業とは別に自己表現の手段になるのでは、と思ったことも理由の一つです。

唎酒師取得以降、どのような変化がありましたか?

本業はバイオ系メーカーのマーケティング事業で、日本酒とは関係がない仕事なのですが、唎酒師取得後は、本業でも全く職種とは別の ”社内テイスター” としての仕事が回ってくることになりました。
また、資格を取得したことで、仲間内や蔵元にも日本酒のプロと認められ、次第に日本酒業界を活性化するにはどうすればよいかを考えるようになっていきました。
どうすれば日本酒が売れるのか、誰に飲んでもらいたいか、どうしたら飲みたいと思ってもらえるか、まさに本業としているマーケティング業に直結する考え方ですが、そこに「日本酒」をあてはめ、仲間内や蔵元とともに日本酒の未来を語り合い、本気で考えるようになったのは、唎酒師の資格を取得したからでしょうね。

唎酒師として大切にしていること

日本酒をおすすめする際は、さまざまな魅力を余すことなくお伝えしたい、この日本酒をぜひ飲んでほしい、という気持ちはあるのですが、唎酒師として「お酒の好みは人それぞれ。美味しいと思う価値を尊重すること」を心掛けて、その人に合うお酒の提案(セールスプロモーション)をしています日本酒は難解と思う方が多いので、日本酒の魅力を「誰にでもわかる言葉で伝えること」も重要ポイントです。

また、話は変わりますが、地元「千葉県」の日本酒と直接出会って、応援したい蔵元、日本酒を全力で応援することも大切にしています!

ご自身が行っている唎酒師としての活動のご紹介

地元である千葉県の日本酒を応援するためのイベントの企画、開催を行っています。イベントの開催は20代~30代をメイン対象にして、スパイスと日本酒を合わせた初心者向けの日本酒会の開催など、日本酒業界のハードルを下げる活動を積極的に行っています。
また、仲間とともに、日本酒プロモーションチーム「サケノアルケミスト」を立ち上げました。自然栽培米プロジェクトを推進し、育てたお米でお酒造りまで行いました。ぷくぷく醸造さん、リブロムさんへ醸造委託したお酒が2023年3月より発売される予定です。自然栽培米プロジェクトやお酒造りの様子を掲載しておりますのでぜひ以下のインスタをご覧ください。

ワタナベイナリ  https://www.instagram.com/inari_natsuyama/
サケノアルケミスト 
https://www.instagram.com/sakenoalchemist/?hl=ja
※上記リンクは別ウィンドウで外部サイトへ移動します。

最新ニュースや商品情報、イベントのご案内などを希望される方へ

関連記事

  1. 栁 太一 さん(ヤマツ栁屋 )

  2. 川島 太 さん(青山三河屋川島商店 )

  3. 宮本 重晴 さん(MiwaMiya)

  4. 沢の鶴株式会社の日本酒学講師陣

  5. 延原 一気さん

  6. 坂口 浩一(サカグチ ヒロカズ)さん