Vol.34 江戸時代、家飲みできない庶民が店先で飲んだのが“居酒屋”の始まり

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居酒屋がいつごろどんな風に始まったのか、その起源を知っておるかの?

居酒屋と言えば、最近、居酒屋でお酒を飲むシーンや居酒屋を訪問するテレビ番組をよく見かけるのぉ。10年以上も続く「吉田類の酒場放浪記」のような長寿番組もあるぞよ。

居酒屋が現れたのは江戸時代

居酒屋が現れたのは江戸時代と言われておる。江戸の都市化が進んで庶民の往来が盛んになると、店先で酒を椀に酌んで飲ませる店ができ始めたんじゃ。

当時の居酒屋は、稼ぎの少ない江戸の庶民に大人気じゃった。庶民の多くは家らしい家を持たず、自宅で酒が飲めなかったから、店先に“居て飲む”「居酒」をしておった。それで「居酒屋」と呼ばれるようになったんじゃ。

当時お酒は日本酒で、肴は田楽や煮〆、漬物などが出されておった。下表は江戸時代後期に居酒屋で出されておったお酒と料理じゃ。料金こそ変わったが、今も昔も居酒屋でおいしいお酒と会話を楽しむという点は変わらんのぉ〜。どうじゃ?今度の週末、居酒屋で一杯やらんかの?

江戸時代後期の居酒屋で提供されていたお酒と料理の一例

【参考】表:永山久夫『酒雑学百科』(河出文庫/1983)を参照して作成

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