Vol.25 秋ならではの日本酒「ひやおろし」は旬の食材にピッタリ!

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秋になると「ひやおろし」という日本酒をよく見かけるんじゃが、どんな日本酒か知っておるかの?

「ひやおろし」というのはな、冬場に造られた日本酒を、春・夏を越えて寝かせて、秋口に蔵から出荷したものでのぉ~、9月から10月頃に出回るんじゃ。つまり「秋ならでは」の日本酒という訳じゃな。

「ひや」=「生」、「おろし」=「出荷する」が「ひやおろし」の語源

 日本酒を造るとき、普通は2回火入れ(低温加熱殺菌)するんじゃが、「ひやおろし」の場合、火入れは貯蔵する前の1回だけのものが多い。これは「生詰め」と言われておる技法じゃ。「ひや」=「生」、「おろし」=「出荷する」が語源とされておるぞよ。

半年間ほど寝かせると、飲み口はまろやかに、味わいはより深くなるんじゃ。「秋あがり」「秋晴れ」と呼ばれることもあるのぉ~。魚介類、肉類を問わず、脂ののった魚など秋の食材と抜群の相性じゃ。お燗にも向くから、秋にピッタリの日本酒として人気じゃ。

「ひやおろし」は、飲み口はまろやかで、
味わいはより深いのが特徴

近年は純米酒だけでなく大吟醸酒、吟醸酒、本醸造酒、無濾過生原酒系など、いろいろな「ひやおろし」が登場しており、バラエティーが豊かになってきたぞい。

皆の衆も、この秋、いろんな種類の「ひやおろし」を楽しんでみんしゃい。

【参考】『新訂 日本酒の基』(NPO法人FBO)

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